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先輩

松本 葉月

調理員

「美味しかったよ」「また作ってね」という言葉が嬉しい

松本 葉月 さん (給食課)

石川調理専門学校

平成14年卒業

福祉の道に進んだキッカケは?

新潟に住む父親の言葉です。高校も短大も特にやりたい事が見つからないまま何となく通っていて…。
そんな私に「女1人でも屋台を引っぱっていけるように」と、調理師学校を薦めてくれました。学校に通い始めて自分に合っていると感じました。学校に通いながら大皿料理屋でアルバイトをし、店主にノウハウを教えて頂きました。お客様の「美味しかったよ」という言葉が嬉しく、一生の仕事にしようと思いました。

陽風園を選んだ理由は何ですか?

卒業後、当時アルバイトをしていた大皿料理屋で仕事を続けるか、学校の先生に薦められた飲食店で仕事をするか迷っていました。しかし、学校に掲示してあった求人情報の中に陽風園の募集を見つけ、お店に来られない方にも料理を作って召し上がって頂きたいという気持ちが強くなり、陽風園を選びました。

どんな仕事を担当していますか?

現在入所されている利用者様は約200人おり、その方たちの1日の食事を作っています。野菜の仕込みから、調理・盛り付け・配膳をし、食器の洗浄迄が主な仕事です。現在はソフト食も開始し、力を入れています。その他、四季折々の行事や誕生会には、特別食を用意し、利用者様に喜んで頂いています。

職場の雰囲気はどんなかんじですか?

先輩方も優しく、一言で言うとアットホームな感じです。忙しい日もありますが、個々に仕事をするのでは無く、皆でカバーをしあっています。施設は調理室が遮断されている場合が多いのですが、ここは利用者様と接する機会も多く、直接意見や感想を話して下さり励みになります。利用者様の笑顔が見られると疲れも吹き飛びます。

仕事で辛い事と楽しい事を一つずつ挙げてください

入所されている方の人数が多く、個人個人の対応が困難な事があります。調理員の数が限られているため、もっと手を掛けたい、もっとこうしてあげたいと思っても出来ない事があり、それが一番辛いです。
利用者様の「美味しかったよ」「また作ってね」という言葉を頂けた時が嬉しくもあり楽しい事でもあります。その気持ちを持ったまま家に帰ることが多いので、同じ献立を夕食で作ったりする事もよくあります。

陽風園に就職して良かった事はどんなことですか?

福利厚生がしっかりしている所。又、入社して出産を2回経験していますが、産前産後休暇や育児休暇制度もあり、子供達と過ごせる時間をしっかり頂けました。復帰後もスムーズに仕事が出来る職場づくりがなされており、とても助かりました。職種や職場も希望を反映して頂けるため、時期や場所等自分に見合った所が選択出来る事も良い所だと思います。

就職活動中の方々に向けての一言

まず、自分の好きな事、やってみたい事を仕事にしてみたら良いのではないでしょうか。昔からの夢でも良いと思います。仕事となると楽しい事ばかりでは無いでしょうが、壁にぶつかっても好きであれば続け、成長できると私は思います。
かけがえのない財産となる仕事を皆さん見つけて下さいね。福祉調理に興味のある方、是非一緒に仕事をしましょう!